茅ヶ崎・寒川 コラム
公開日:2022.10.07
連載「広げよう心のバリアフリー」【11】
耳の不自由な友人とよく飲食店に通う私から
私は、耳の不自由な友人と飲食店によくいきます。飲食店では「来店時の席を案内されるとき」「注文するとき」「会計するとき」と様々な場面で店員さんとの会話があり、その都度、友人が苦労している姿をみます。私が気づいた会話のコツをお伝えします。
1つ目は、会話はゆっくりと分かりやすく。耳の不自由な人の中には、相手の口の動きで会話を読む読唇術を身に着けている方がいます 。ゆっくりわかりやすく話せば会話が読み取れ、ごく簡単な会話であれば通じることもあります。また、コロナ禍でマスクが必要とされていますが、口元が見える透明マスクの着用もおすすめです。
2つ目は、筆談の用意です。筆談は確実な意思疎通のために有効なコミュニケーションの手段です。メモ用紙や筆談ボードがお勧めです。
3つ目は、注文の受け付けはメニュー表の品目を指さししましょう。耳の不自由な人の中には上手に発声できない方がいます。注文を受け付けるときは 、メニュー表を用意し、希望する品物を指さしするようにしましょう。写真付きのメニュー表があると便利です。
耳の不自由な人でも気軽にいろいろなお店に行くことができると、ますます外出が楽しみになるなあと思います。
制作/茅ヶ崎バリアフリー基本構想推進協議会市民部会
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