茅ヶ崎・寒川 コラム
公開日:2022.11.18
連載「広げよう心のバリアフリー」【12】
外国人の夫を持つ私から
国籍・言葉が違っても助け合える社会に
わたしの夫はアジア系の外国人で日本語があまり得意ではありません。ゆっくりと話してもらえば日本語もわかるのですが、ネイティブではないので、早口だったり慣用句的な言いまわしだとよく分からないことがあります。でも日本語が不得意であることに気づいてもらえず、質問する隙もなく話しかけられ、理解していると誤解されてトラブルになることがあります。
反対に、夫の友人は外国人であると判断されやすく、一緒にお店に行っても店員さんが夫にばかり話しかけて、本人だって日本語を理解するのに、本人を無視するような扱いをしたりすることがあります。こちらが日本語で喋っているのに、わざわざ英語で話しかけられたりもします。外国人はみんな英語を話すと思っているのかしら?
外国人とひとくちに言っても日本語の能力はさまざまで、見た目で判断しないで欲しいです。そして、日本語が上手くなくても、ちゃんと意志を持った一人の人間ですから、本人のことは本人に聞いたり話したりして欲しいです。日本語が分からないから、という理由で子どもの幼稚園の入園を断られたこともあります。他の言語を使う人にももっと寛容で、住みやすい町になるといいなあと思います。
制作/茅ヶ崎バリアフリー基本構想推進協議会市民部会
ピックアップ
意見広告・議会報告
茅ヶ崎・寒川 コラムの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











