茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2023.11.24
軒先果樹でつながり創出
市内3団体がコラボ
茅ヶ崎市内を拠点とするまちづくり団体、「チガラボ」「NPO法人湘南スタイル」「とまり木」が手を組んで、このほど「湘南のきさきフルーツプロジェクト」を始動させた。
湘南エリアの個人宅に植えられている夏みかんやゆず等の多様な果樹をきっかけに、顔の見える関係を構築し、地域のつながりを生み、有事の際には助け合えるような自治の姿を目指す。
具体的には、軒先果樹の収穫を通じて近所のつながりをつくる「湘南フルーツ収穫隊」、果樹を使った調理や食事を通じてつながる「湘南のきさきフルーツキッチン」、果樹を使った商品開発と販売に取り組む「湘南のきさきフルーツ」ブランドを立ち上げる。
同プロジェクトは地域で有志を募り、食に関わる人や湘南みかんの6次産業に実績のある団体、コミュニティスペースなどと連携して進めるという。またトヨタ財団の国内助成プログラム「地域における自治を推進するための基盤づくり」の採択も受けている。
多世代関わる活動に
11月19日にはキックオフイベント「TAKURAMIフェス 湘南のきさきフルーツプロジェクト解体新書」が行われた。同プロジェクトの紹介や、事業企画や広報などプロジェクトの機能や役割の視点から、必要なことを参加者と一緒に考える機会となった。発起人の齋藤佳太郎さんは「老若男女が肩ひじ張らずかかわれる活動にしていきたい。気軽に参加を」と呼びかけている。
問い合わせは同プロジェクト事務局【メール】nokifru@gmail.comへ。
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