茅ヶ崎市の図書館システムがリニューアルされることになった。来年1月7日からスマートフォンや交通系ICカード、マイナンバーカードで貸出が可能になるほか、ウェブ上で所蔵してほしい本のリクエストや、読書記録を残すこともできるようになる。
利用者の利便性向上などを目的に、市内全ての図書施設計13カ所で、これまで必要だった利用者カードを持ち歩かずに本を借りることができるようになる。利用者カードを持っている人はオンラインでのパスワード設定が、利用者カードを持っていない人や交通系ICカード、マイナンバーカードを使う人は窓口での登録手続きをする必要がある。登録手続きも1月7日から。
また、市立図書館ウェブサイト内から、図書館に所蔵のない本のリクエストが可能になるほか、パソコンやスマートフォンで設定することで、借りた本の履歴が残せるようになる。図書館から履歴を見ることはできない設定となっている。
本館(東海岸北)に限り、新たに窓口を通さずに手続きが済むセルフ貸出機が2台設置される。市図書館担当者は「窓口に列ができて、お待たせしてしまうことも度々あった。デジタル化で便利になる図書館へ、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。
これらのリニューアルに伴い、12月25日から来年1月6日まで市内全ての図書施設が、また12月24日午後9時から1月7日正午まで図書館ホームページが休止となる。
他市町では電子図書館も
他市町では、大磯町、相模原市が交通系ICカードで、寒川町がマイナンバーカードでの貸出を実施している。また、コロナ禍を受けて平塚市、秦野市、大磯町などで電子書籍を貸し出す「電子図書館」を導入しており、茅ヶ崎市でも調査・研究を進めているという。
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