茅ヶ崎・寒川 意見広告
公開日:2025.07.18
県政報告
人と福祉と地域をつなぐ。
神奈川県議会議員 平野みぎわ
「ともに生きる社会かながわ憲章」をご存じですか?この憲章には、誰もが自分らしく安心して暮らすことができる地域社会の実現への想いが込められています。障害の有無や、年齢や立場に違いがあっても、皆それぞれ大切な存在であることを、私たち一人ひとりが意識する事が、「ともに生きる」第一歩です。
平成28年7月26日、県立障害者施設「津久井やまゆり園」で19名が亡くなった痛ましい事件が起きた時の衝撃は、今でも忘れられません。その後、「ともに生きる社会かながわ憲章」「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例〜ともに生きる社会を目指して〜」が制定、施行されました。しかし、憲章の認知度はあがっておらず、普及啓発にはさらなる工夫が必要です。また、神奈川県内の障害者雇用率は全国平均を下回っている等、条例の理念が神奈川県の全ての施策に反映されているとは言い難い状況であると考えています。
◇ともに生きる社会の実現へ
日々の生活の中で自然と「ともに生きる」視点を育むことが大切ですが、地域や学校や職場等で、障害がある方と関わる機会は乏しいのが現状です。一緒に過ごした経験がないまま、障害理解を進めることは難しいですよね。一方で、バリアフリーなど環境が整っていない等、障害への理解が進んでいない環境で障害者が過ごすことは難しいというのも現状です。「ともに生きる」ためには、ハード面とソフト面の両方の取組みが必要です。
平野みぎわ
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茅ヶ崎市東海岸北2-1-57
TEL:0467-58-0290
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