茅ヶ崎・寒川 意見広告
公開日:2025.10.10
ちがさき自民クラブ
令和6年度決算などを審議
市議会定例会が9月に開催されましたので、報告いたします。
■指定管理者の指定
市内児童クラブに関しては複数のクラブで1、2年生のみの利用になっています。安全・安心を考えると高学年の子どもたちが低学年を見ながら指導員が一緒に遊ぶ等の体制が望ましいものの、このままでは管理が厳しい状況になると思われます。保護者の方からも「指導員が一緒に遊んでくれない」という話も耳にしており、保護者とも情報交換を密にし人員配置等に取り組むことをお願いしました。
■令和6年度一般会計歳入歳出決算の認定
過去最大規模の予算を計上した令和6年度の決算は、茅ヶ崎市実施計画2025の2年目となりました。未来志向のまちづくりに向けて活気あふれる、強く、やさしいまちへと大きく前進していくため、まちの原動力である「人」の力を最大限活かす取り組み、困りごとを抱えた方々をしっかりサポートするための体制を強化するとともに、一人一人が活躍できる環境づくりに重点的に取り組む施策が実施されたと思います。
しかし、令和6年1月が人口のピークとなったことも事実です。その環境下でも市税全体は増収となり、実際の歳入歳出も令和5年度を上回りました。しかし単年度収支では約15億円の赤字となり、市債の発行額も前年度より増加。避難所としても使う中学校体育館等の空調整備や道の駅の整備、千の川整備等の事業費が増加の要因で適正であったと判断しましたが、自主財源が減っていることは今後の課題と考え、より堅実なマネジメントを求めました。
重点的施策の小児医療助成制度を高校3年生相当まで拡大したこと、中学校給食を6校でスタートさせたこと、中学校の体育館のエアコンの設置等が出来たことを評価しました。
教員不足に対しても市単の教員をあてがうなどして、教職員の業務効化や児童生徒への切れ目ない支援の拡充を目的に情報を一元管理できるクラウド型の統合型公務支援システムの運用を介したことを評価しました。
市役所のDX推進という部分では、SNS等による市民の利便性の向上とデジタル技術の利用に不安を感じる市民へのサポート、誰一人取り残さないデジタル社会の構築を目指して、まだまだ未完ですが、前に進めていることを評価。介護や子育ての現場での人材不足に対応するためにICT器具の導入促進を進めることを求めました。
各分野の事業でのDX推進や人材育成の課題に対する取り組みを評価するとともに継続的な努力を求めました。
■令和6年度介護保険事業特別会計の決算認定
介護認定の日数が県平均より少ない点は評価できますが、目標値により近づけることや介護認定にもAI導入等の課題もあり、継続して改善されることを求めました。
■令和6年度病院事業会計決算の認定
ダビンチの手術件数が目標を超えているなどして、入院・外来とも患者者数が増え、診療収益や病床利用率が増えていること、看護師に対する負担の分散対策としていることを評価しました。
また一般質問では、金子遥議員が市民の充実した生活環境の構築等についてと災害時の避難計画や災害ごみについて、岡崎進議員が津波避難についてと茅ヶ崎市としての関係人口や交流人口について質問を行いました。
ちがさき自民クラブ
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茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1茅ヶ崎市役所議会事務局内
TEL:0467-82-1111
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