第95回全国高校野球選手権神奈川大会で、決勝(7月30日・横浜スタジアム)に進んだ平塚学園は横浜に0対3で惜敗。98年以来2度目の甲子園出場に、あと一歩で涙をのんだ。
決勝でも、ここまで5試合3完投した平塚学園のエース、熊谷拓也投手が横浜打線を8回3失点に抑える好投をみせた。一方、攻撃では2回無死一、二塁の場面など好機を作ったが、あと一本が出ず。相手左腕を崩せなかった。
平塚学園野球部は昨年から「雰囲気ナンバーワン」をスローガンに掲げた。ピンチの場面でも選手が笑顔で声をかけあうなど、前向きな雰囲気が勝利への原動力を生んだ。準決勝の桐蔭戦で終盤の追い上げからサヨナラ勝ちするなど、粘りの野球も印象的だった。
試合後のベンチで、選手たちは泣き崩れた。熊谷投手は「日本一を目指して仲間を信じて投げた。決勝でも気負いはなかった」と気丈に話した。同学園の八木崇文監督は「熊谷はいいピッチングをしたし、ベンチもいい雰囲気だった。やっぱり勝ちたかった。もうひと踏ん張りだった」と悔しさをにじませた。
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