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公開日:2014.05.08

バラ農家出荷ピーク
母の日、ブライダルシーズン控え

  • 出荷作業に追われる大沢知明さん

 神奈川県内でトップクラスの生産量を誇る平塚産のバラが、出荷の最盛期を迎えている。母の日やブライダルシーズンを控え、市内のバラ農家は収穫作業に追われている。



 「平塚市JA湘南バラ部会」(渋谷真一会長)には現在、14軒の生産者が所属、約100の品種を栽培している。例年暖かくなる3月頃から収穫が盛んになり、母の日などイベントの多いこの時期に出荷のピークを迎えるという。



 市内片岡でバラ園を営む大沢園芸(大沢実清代表)も需要期に入り、多い時には1日に1000本を収穫している。栽培している品種は、赤色の「サムライ」や、白い大輪を咲かす「アバランチェ」など12種類。なかでも、淡いクリーム色をした「サハラ」は希少種で、婚礼用として人気。市場の求める”品揃え”も腕の見せどころだ。



 同園の大沢知明さん(34)は、「今シーズンは大雪の影響も受けたが、晴天の日が例年よりも多かったせいか生育が順調だった」と頬を緩める。



 同園は、温室に二酸化炭素を供給して光合成を促進する技術で生産。「植物の生命力を活かした栽培法を用いることで、品質向上や収穫量アップにつなげられる」と、大沢さんは胸を張る。



 収穫されたバラは、「世田谷花き」や「南関東花き園芸卸売市場」などに出荷され、消費者のもとに届けられる。

 

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