神奈川大学「平塚祭」の実行委員長として活動する 山縣元樹(げんき)さん 河内在住 22歳
キャンパス中に笑顔広がれ
○…「平塚祭は僕の学生生活を語る上で、とても大きな存在なんです。もしも実行委員会に入っていなかったら、この大学に居る理由が見つからないと思うほど」と目を輝かせる。今週末に迫った平塚祭の準備もいよいよ大詰め。実行委員長として臨む大イベントを前に、「在学生はもちろん、卒業生や地域の方、みんなが一緒に楽しめるようなお祭りにしたい」と声を弾ませる。
○…今年の平塚祭のテーマは、「情熱大学」。日常生活で忘れがちな「情熱」を大人になってもずっと持ち続けたいという願いを込め、委員みんなで決めた。イベントの企画では、他大生とダンスバトルを繰り広げる「ダンスコンテスト」や、「早食い大会」など新しい企画を生んだ。「今年ブレイクしそうな芸人さんを集めた『お笑いライブ』はとくに見どころ。子どもから大人まで楽しめると思う」と胸を張る。
○…山口県出身。大学入学を機に平塚へ。高校時代に味わった文化祭の達成感が好奇心を刺激し、1年生の時から実行委員会に所属した。これまではステージの飾り付けなどを担う装飾部門で祭りの舞台裏を支え、「皆で力を合わせて一つのものを作る達成感がやりがいにつながった」と振り返る。そんなバイタリティはゼミ活動や、自身が結成したカードゲームサークルにも注がれ、「好きなことには、とことん打ち込みたいタイプなんです」と白い歯を見せる。
○…イベントの企画立案をはじめ、ポスターやプログラム制作といった広報活動、施設セッティング、タレントへの出演交渉など、すべてを学生の手でこなす。不安の中での大変な作業だが、協賛依頼を快く引き受けてくれたり、企画へのアドバイスをしてくれる地元商店主らの存在が心強かった。「平塚祭を通じて、地元の人々の温かさにたくさん触れた。文化祭を成功させて恩返しができれば」と感謝の気持ちを込めた。
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