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公開日:2019.05.01

バラ香る傘カバー開発
産業間連携で新商品登場

  • 左から横田さん、片山さん、日本カプセルプロダクツの舘岡さん

 市内の傘専門店の(有)こばり(明石町)、マイクロカプセル製造業の(株)日本カプセルプロダクツ(大神)、バラ生産農家の横田園芸(城所)の3事業者が連携し、バラの香り付きのアンブレラカバーを開発した。5月7日から(有)こばりで販売を開始する。全16柄、100個限定。長傘、折り畳み傘対応可で1620円(税込)。

 この取り組みは市産業間連携ネットワークを活用したもの。傘のゴミや盗難を減らすため、愛着のわく香り付きの傘袋の開発をしたいと(有)こばりの片山浩江さんが産業振興課に相談したところ、香料をマイクロカプセル化し、生地に印刷する技術を持つ日本カプセルプロダクツを紹介された。

 横田園芸の横田敬一さんに香りの監修を依頼し、特産品でもあるバラの香りで平塚の海やのんびりとした自然を表現。花菜ローズなど4種を使ったアロマブレンドは「ひらつかローズ」と名付けられている。

 片山さんは「お客様から傘立てに入れていたら大切な傘を盗まれてしまったなど残念な話を聞く。持ち歩けばその心配もないし、ビニールの傘袋を使わずエコにもなる。母の日の贈り物にも使ってほしい」と話していた。

 3事業者は今後も、rainとmindをかけたramind(レミンド)プロジェクトとして、商品開発をしたいとしている。

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