湘南ベルマーレのJ1リーグ第24節は24日、2007年11月からリーグ戦で勝利のないユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台と対戦し、1対1で引き分けた。
ベルマーレは前節(鳥栖戦)に続いて高橋健二コーチが指揮を執り、MFに岡本拓也と鈴木冬一をスタメンに起用、杉岡大暉は中盤ポジションから一列後ろに下がって3バックの一翼を担った。
試合は開始早々、仙台のFW長沢駿が放ったシュートを号砲に、序盤から攻防が入れ替わった。ベルマーレは徐々に運動量のギアを上げてペースを掴むと前半26分、ペナルティエリア右から岡本がクロスで好機を演出。山崎凌吾が滑り込みながら左足を伸ばし、ゴール前に詰めた鈴木が右足を振り抜いたが相手DF陣が懸命にブロック。同32分には、ゴール正面でパスを受けた野田隆之介のシュートは相手GKの好セーブに阻まれた。
その後は相手のシュートがポストを直撃するなどヒヤリとしたが、スコアレスで前半を折り返す。
試合が動いたのは後半23分。ペナルティエリア左から放ったシュート性のボールをゴール前で押し込まれてリードを許す。先制されたベルマーレは、チャンスを探るように左サイドでパスを繋ぐと迎えた同31分、途中出場の菊地俊介からボールを受けた山崎が後ろに落とすと、金子大毅がペナルティエリアの外から右足を一閃。低い弾道のシュートは相手GKの手を弾いてゴールに吸い込まれた。
その後は直近2試合で白星のない仙台が攻勢を強めたが、互いにゴールは生まれず終了のホイッスル。勝ち点1を分け合った。ベルマーレは勝ち点30で順位を1つ上げて10位とし、次戦は9月1日、ホームで11位の浦和レッズと対戦する。
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