新型コロナウイルスの感染が日本全国で拡大する中、平塚市は災害発生時の避難所用に備蓄していたマスク19万枚のうち、2万5000枚を3日、市内保育所や放課後児童クラブなどの全158施設に配布した。
マスクの配布は市内小・中学校が臨時休校となる中、臨時休園対象外の子育て支援施設に向けて実施された。
職員から子供への感染を予防するため大人用マスク2週間分が市職員によって手渡されると、保育所のスタッフは「園の備蓄分は今日にでも使い切ってしまうような状況だった。非常にありがたい」と受け取っていた。
市は現在、高齢者などを対象とした市内福祉施設を中心に、マスクが必要かどうかのヒアリングを実施中。調査結果を踏まえて、子育て支援施設以外のマスク配布なども検討していくという。
平塚管内に感染者
神奈川県は7日、1市2町からなる平塚保健福祉事務所管内で80代男性の感染が確認されたと発表した。6日には20代女性と30代男性の感染が発表されており、3人は県内医療機関に入院中。80代男性は重症だという。
(3月10日寄稿)
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