平塚市は2021年の成人式を2部制による分散開催と、オンライン配信で開催することを発表した。新型コロナウイルス対策のため、例年より時間や人数を大幅に制限して実施するとしている。
平塚市は8月26日、成人式を来年1月11日(成人の日)にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催すると発表した。記者会見で落合克宏市長は「将来の平塚を支える若い世代の一生に一度のお祝い。開催してあげたかった」と話した。
大幅に時間短縮
毎年、オープニングセレモニーやアトラクションを含む1時間50分の式典を行っていたが、30分に短縮する。市長と新成人代表のスピーチなどのみで簡略化する。
例年は1部のみだったが、今回は2部制で実施。各部の参加者は卒業中学ごとで分ける。1部は浜岳、春日野、江陽、土沢、大野、横内、大住、中原、平塚中等の卒業生。2部は太洋、神明、山城、旭陵、神田、金目、金旭、その他(私立中など)の卒業生。
当日は「3密」を避けるため、参加できるのは原則新成人のみ。座席を前後約1メートル間隔で設置。会場は常時換気し、1部終了後は体育館を消毒するなどの対策をとる。
オンライン配信は、インターネット動画サイトでの配信を予定しているが具体的なサイトは今後決定する。生配信を検討中だという。
市成人式実行委員会委員長の原田昌尚さん(19)は「コロナでいろいろと制限された中でも120%できることをしたい」と話した。
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