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平塚版 公開:2020年9月17日 エリアトップへ

平塚産ビール誕生 ホップ栽培から醸造まで

文化

公開:2020年9月17日

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平塚産ビールを持つ(左から)白土さん、ダビドさん、豊田さん
平塚産ビールを持つ(左から)白土さん、ダビドさん、豊田さん

 平塚産の有機ホップを使ったビール「Hiratsuka Fresh Hop Ale」が9月4日、販売開始した。ホップは見附町在住の豊田高博さん(54)が出縄の「いかす圃場」で生産。夕陽ケ丘のクラフトビール店「イグドラジル・ブルーイング」に醸造を依頼し、製品化した。

 もともとビール好きだったという豊田さん。「好きが高じて、興味を抱いた」と、ホップ作りに取り組む馴染みの醸造所から譲り受けた苗を使い、昨年から自宅ベランダでホップ栽培を始めた。

 無事収穫できたことに弾みをつけ、参加していた有機農業講座「サスティナブル・アグリカルチャー・スクール」を運営する(株)いかす代表の白土卓志さん(42)に、本格的な生産について相談。今年3月からいかすの50平米の畑で9種類21株を有機栽培している。

 イグドラジル・ブルーイング店主のダビド・ガーダオ(42)さんは「いつも使っているホップは輸入物なので収穫したその日に納品されるフレッシュさは他にない魅力。新鮮だからこそ味わえるミントや柑橘のような爽やかな香りが、まだ暑い今の時期にピッタリです」と笑顔を見せる。収穫した約2キロのホップから250リットルのビールを製造。売れ行きは好調で「せっかくだから地元の味を」と注文する客が多いという。ビールは同店で飲める他、テイクアウトも実施中。

 豊田さんは「今後もホップの質を上げるための研究を重ね、平塚の名前がついた美味しいビールを作りたい」と意気込んでいた。

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