平塚駅北口の階段に下りエスカレーターが整備される。工事は2カ年にわたり事業総額は8億3100万円。2021年度当初予算には4億1千万円が計上されている。着工は今年9月ごろの予定で、工期は1年程度。
市都市整備課によると、2016年ごろから設置要望が増えてきたという。平塚市では、進む高齢化を背景としたバリアフリー化の必要性から、東日本旅客鉄道(株)や湘南ステーションビル(株)とこれまで協議。このほど、今年9月の着工にめどが立った。
下りエスカレーターは北口階段の中央柱の西側に設置される。整備にかかる費用は総額およそ8億3100万円。稼働時間は今後協議する。上りエスカレーターとの隣接整備案もあったが、同時期に上りエスカレーターの改修も必要になることから見送られた。
北口階段と同様、駅南口にも上りエスカレーターしか整備されていない。これについて同課は「駅北口は(南口と西口と比べ)最も利用者が多いため、市議会議員からの要望も踏まえ、北口を優先して整備することとした」とコメントした。
エレベーターの動線も整備改修
歩行が困難な人のために、ラスカ平塚西側エレベーターを活用し、地上階までの動線も整備する。改札階のコーヒー店西側の開き戸を自動ドアに改修し、ラスカ店内に続く入口の段差を解消するなどして、車椅子でも通行できるようにする。
エレベーターの現状の稼働時間は午前9時〜午後8時。着工時期は協議中だが、21年度中の竣工を目指す。整備費用はおよそ1億1千万円。
動線の整備を巡っては、09年の北口駅前広場のバリアフリー化工事の完了後から要望が上がっていた。
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