県政報告 自転車事故は県内最多 神奈川県議会議員 米村かずひこ
4月から就職や入学などで新しい環境に身を置かれる方も多いと思います。平塚市は26万市民の暮らす街ですが、鉄道駅が平塚駅のみで平坦な地形であることから、通勤通学、日常の買い物などで自転車を利用される方が多く、駅周辺に集中する特徴があります。
残念ながら、昨年の平塚警察署管内の人身交通事故発生件数は860件となり、県内54署管内で大和署に次いでワースト2位となってしまいました。860件の内容をみると、朝方と夕方の通勤通学の時間帯で発生件数が多く、車両同士の追突や出会い頭の事故の割合が高くなっています。
他にも65歳以上の高齢者事故が344件、自転車事故が321件で共に県内ワースト1位、オートバイなどの二輪車事故が215件でワースト3位となっています(順位は神奈川県警54署内)。
利用者目線の取組も
こうした事態を受け、平塚警察署では、昨年11月より広報と取締りの強化を図っています。特に自転車事故の多い平塚警察署管内では、「サイクルポリス」の出動を増やし、自転車利用者目線での注意喚起と交通指導、取締りを行っています。現在では事故発生件数は昨年の水準よりも抑えられているようです。
自転車も車両です。交通事故を起こせば相手に大きな障害を負わせ、命を奪う危険性があります。車の運転者も歩行者も交通ルールを守り、春の新生活を事故のないようお迎えください。
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