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公開日:2022.10.13

高浜高校
24年から通級指導
障害に応じ特別授業

  • 高浜高校

 神奈川県教育委員会は9月29日、高浜高校で2024年度から通級指導を開始する計画などを盛り込んだ「県立高校改革実施計画」のIII期案を、県議会文教常任委員会に提出した。

 通級指導校は、自閉症や情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害を持つ生徒を対象にした特別支援を行うもの。各教科の授業などは通常の学級で行い、授業の合間や放課後に担当教員が個々の障害に応じた指導を行うことで生徒の自立支援につなげる。

 県教委は高浜での通級指導について、同計画で掲げるインクルーシブ教育の推進に向けて「通級指導を行う高校の配置を見直した」としている。県内では生田東(川崎市)と横浜修悠館、保土ケ谷(横浜市)、綾瀬西(綾瀬市)の4校で行っているが、県西地域にも対象校を設けることで通学利便性などを高めるねらいがある。

 同計画は16年から3期12年の中で実施する県立高校改革の内容をまとめたもの。高浜での通級指導開始に伴い、保土ケ谷は25年度で通級指導を終了する。

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