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平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2023.06.15

神奈川県行政書士会平塚支部の支部長に就任した
金子 智明さん
四之宮在住 40歳

若い人にも法律伝えたい

 ○…平塚市と大磯・二宮町に事務所を構える128人の行政書士を束ねる。支部長の主な役割は、2カ月に1回横浜の本部で新しい制度の確認や情報交換などを行い、平塚支部役員会で報告すること。同会に入会したのは、「金子司法書士行政書士事務所」を2012年に開業してから数年後だった。裏方や会計、副支部長を経験した後、5月20日の支部総会で支部長に選任された。

 ○…四之宮で生まれ育ち、前鳥幼稚園、平和学園(茅ヶ崎市)、相洋高校(小田原市)、東海大学に通った。「学生時代は遊んでばかりいた」といい、大学2年次に焦りを感じ、「税理士の叔父の影響で資格の大切さを感じていたので興味のあった宅建の資格を取得しました」。さらに大学卒業後、1年で行政書士試験に合格。20代後半に2回目の挑戦で司法書士資格も取得した。「順風満帆ではなく、独立直後は市内の不動産屋50〜60件に飛び込み営業をしました。その時に2〜3件が付き合ってくれたのがうれしくて」と謙虚な姿勢で話す。

 ○…開業後に取引先や友人から声をかけられ始めたゴルフには、週に1回スクールで練習に励むほどのめり込んだことも。「練習後は必ず飲みに行くんですが、練習したことをそこで忘れてしまって意味がなかった。ちなみに最高スコアは120」と笑う。

 ○…「これからは法教育を平塚市と提携して小中高生に伝えていきたい。会員を講師として学校に派遣して、消費者契約法について子ども達に伝えられたら」と若者への啓発活動に意欲を示す。平塚市役所で月に1回開催している無料相談会を大磯町・二宮町で実施する考えもあるといい、支部長として会の存在をアピールしていくつもりだ。

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