５月５日は｢相模国府祭｣
前鳥神社、八幡宮など参集
5月2日
メンバーの（左から）清田宗彦さん、大野代表、伊藤美千枝さん、栁田さん
須賀公民館を拠点に小中高生の学習支援を行う市民団体「須賀の寺子屋」が、高齢者の地域貢献活動を称える日本生命財団の「生き生きシニア活動顕彰」を受賞した。
須賀の寺子屋は、家庭学習の推進や教育格差の解消などを目的に無償の学習支援を行っている。２０１６年に活動を始め、50人以上の学習支援員が登録している。
メンバーは元教員や地域住民、市内の大学生など多彩。定年退職後の高齢者が多く活躍しており、活動の励みになればと代表の大野文さん（65）が同顕彰への応募を決めた。
大野さんは「第２の人生としてシニアの方々が自分たちの意思で課題解決し、地道な努力をしている。そういったところが評価されたと思う」と受賞を喜ぶ。メンバーの栁田誠一さん（73）は、「教えた子どもが勉強を理解し喜んでくれるとうれしい。学校の先生がフォローできない細かい点を私たちがフォローできたら」と話した。
須賀の寺子屋では学習支援員を随時募集している。「人生経験がある人が子どもに勉強を教えることは大切。高齢の学習支援員は子どもと触れ合うことで元気をもらえ、認知症予防にもなると思う」と大野さん。（問）大野さん【携帯電話】０８０・６６２６・２６８６
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