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公開日:2025.02.14

平塚市
下水道管を緊急点検
一次結果「異常なし」

  • 市の職員がマンホールの中に入り、目視で確認を行った

 腐食した下水道管の破損が原因とみられる埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、平塚市では1月31日〜2月7日の期間、公共下水道管緊急点検を独自に実施。2月10日には「異常なし」との結果を公表した。

 緊急点検は、平塚市が管理している腐食するおそれが大きい全30カ所と、汚水が流れる口径2000mm以上の下水道管約5・2Kmを対象に行われた。点検では下水道管内の汚水の流下状況と、市道の路面変状を目視で確認。また、神奈川県が緊急点検する市内の流域下水道管が埋没されている市道の路面変状に関しても、目視で確認した。

 2月6日に平塚市馬入本町の蔵邸公園付近で行われた公開点検では、酸素濃度と硫化水素濃度を測定したマンホール内に市の職員が入り、土砂の流入がないかや破損状況など、異常がないかを目視で確認した。

 2月10日には緊急点検(一次点検)の結果が公表され、腐食するおそれが大きい全30カ所、汚水が流れる口径2000mm以上の下水道管(約5・2Km)、市道の路面変状全てにおいて「異常なし」だった。

 市では2月12日〜21日(金)の期間、一次点検を行った箇所に対し、路面下空洞調査を追加で実施する。専用の調査車両により路上からレーダー(電磁波)を道路に照射し、その反射波を解析することで、路面下約3ⅿの空洞を確認できるという。

 市は、異常が発見された場合は速やかに必要な補修を行い、結果は後日、市のホームページで公表する。

3町では

 大磯・二宮・中井町では、定期的に点検を行っている他、国が点検を呼びかける大規模な水道管を有していない等の理由から「緊急点検は行わない」と判断したという。

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