パブリックコメントを実施 平塚・大磯・二宮ブロックごみ処理広域化実施計画(骨子案)まとまる
平塚市・大磯町・二宮町で構成する1市2町ごみ処理広域化推進会議はこのほど、1市2町(湘南西ブロック平塚・大磯・二宮ブロック)ごみ処理広域化実施計画(骨子案)をまとめ、この骨子案に対する意見を募集している。同会議では、寄せられた意見を今後策定するごみ処理広域化実施計画に反映させたいとしている。
今回の実施計画によると1市2町それぞれの分担は、平塚市/可燃ごみを処理する焼却施設(建設中)・粗大ごみ破砕処理施設(既設)・リサイクルプラザ(既設)・最終処分場(既設)。大磯町/可燃ごみ(生ごみ)を処理する厨芥類(野菜くずや食べ物の残りなどのごみ)資源化施設(新設)・し尿処理施設(既設)。二宮町/資源ごみ(空き缶、ビン、ペットボトル、容器包装プラスチック)などを処理するリサイクルセンター(新設)・剪定枝(樹木の枝を払った後の木の枝葉)を処理する剪定枝資源化施設(新設)・不燃物処理施設(新設・時期未定)・し尿処理施設(既設)となっている。計画書によると、この分担は収集運搬の効率性や既存施設の有効利用、公平な施設分担の観点から定めたとしている。
組織・運営方法は、複数の地方公共団体が協議によって規約を定めて事務の一部の管理、執行を他の地方公共団体に委託する「事務の委託」となる。事務の委託だと、施設建設及び維持管理運営を受託する自治体が全て担うことになる。このため、受託自治体の負担増加や委託側の自治体は受託自治体への事務関与ができないというデメリットがある。しかし、ほとんどの広域処理施設が従来から各自治体が維持管理してきているものなので相互に事務を委託し合う形が効率的との判断からの採用としている。
この骨子案に対する意見の応募対象は、平塚市・大磯町・二宮町に在住、在勤、在学の人。応募方法は、氏名・住所・連絡先を明記して〒254−8686平塚市浅間町9−1 1市2町ごみ処理広域化推進会議(平塚市環境部資源循環課内)へ郵送、直接持参、ファックスで。FAX0463(21)9603。募集締め切りは3月2日(水)。詳細は同推進会議のホームページを参照。
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3月29日