現職10新人4が当選 中井町議選 投票率は66・46%
第17回統一地方選挙の後半戦にあたる中井町議会議員選挙は4月24日に投開票が行われた。8年ぶりの選挙となった今回は定数14に16人が立候補し、現職10人と新人4人が当選した。投票率は前々回選挙より5・96ポイント低い66・46%だった。
現職11人と新人5人の16人が14の議席に挑んだ町議選。無投票だった前回とは打って変わり、少数激戦となった。5日間の選挙戦で候補者たちは少子高齢化対策や災害に強い町づくり、公共交通網の確保、議員定数削減などの公約を掲げ、有権者へ支持を訴えた。
開票の結果、現職10人と新人4人が当選。3期目を目指した現職の武井一夫氏が投票数全体の約11%に相当する593票を獲得し、トップ当選した。続く2位と3位にはいずれも新人で宮原自治会長の二宮章悟氏と、昨年10月の町長選挙に出馬した曽我功氏が入り、500票を超える大量票を集めた。新人ではほかに、社会福祉士の金子正直氏と、自転車で選挙運動を行った42歳の戸村裕司氏が当選。また、現職では日本共産党のベテラン小沢長男氏が9選を果たした。
当日有権者数8051人(男性4000人、女性4051人)。うち5351人が投票し、投票率は66・46%(男性64・68%、女性68・23%)だった。前々回平成15年の投票率は72・42%。平成11年が82・09%。24日に行われた県内10市4町の議員選挙のなかでは山北町の78・42%と開成町68・35%に次ぐ高い投票率だが、中井町の投票率は低下傾向にある。
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