すわ、神様の使い? 高来神社に白ヘビ出現
大磯町の高来神社に先月25日、全身真っ白いヘビが現れ、捕獲された。
白ヘビを発見したのは同神社宮司の渡辺幸臣さん。午後1時過ぎ頃、境内の木のそばに「白いロープのような物」があるので近づいてみたら、なんとヘビ。ひとまず捕獲してプラスチックの収納ケースに入れた。体長は約130cmあった。
「錦帯橋で有名な山口県の岩国には白いヘビがいるそうですが…」と渡辺さん。岩国ではアオダイショウの白色変種が遺伝した白ヘビが生息しており、国の天然記念物になっている。赤い目が特徴だが、神社で見つかったヘビの目は黒色。このヘビは何なのか。翌日、大磯町郷土資料館で調べてもらうことに。神社には近隣住民が見物に集まり、「神様のお使いかもしれない」「震災があったばかりだから、世の中の災いを鎮めてくれるといいね」と、”吉兆の白ヘビ”に期待を寄せる年配の人もいた。
ところが夕方になって事態は動く。近所の男性が犬の散歩で通りがかり、ヘビは家族が飼っていたペットであることが判明。「冬眠で姿が見えないと思っていたら、飼育ケースの蓋の隙間から逃げ出したらしい」。
白ヘビ騒動は落着した。
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