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新可燃ごみ積替施設稼働 二宮町 総建設費は約2億円

公開:2012年1月27日

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稼働中の可燃ごみ積み替え施設
稼働中の可燃ごみ積み替え施設

 桜美園の施設を使って可燃ごみの積み替えを行なっていた二宮町は、このほど新施設が完成、現在新しい施設で可燃ごみの積み替えをおこなっている。

 新しい可燃ごみ積み替え施設は、敷地面積約760平方メートルで一部2階建て。臭気対策として、高速シャッター、エアーカーテン、活性炭脱臭装置、消臭剤噴霧装置などを備えている。町内で可燃ごみを回収してきた収集車は、2階の搬入口から入り集めた可燃ごみを階下のコンテナへ下ろす。コンテナは大型トレーラーに積まれ、町外の焼却施設へと運ばれる。

 二宮町のゴミは、1日平均約17tでゴミ収集車10〜15台が出入りする。積み替えられた可燃ごみを入れた8tコンテナ(収集車約5〜6台分のゴミが入る)を積んだ大型トレーラー2〜3台が町外施設へ向かう。ゴミの量に関わらず、当日集められた可燃ごみはその日に全て搬出されている。

 二宮町は平成19年に二宮町環境衛生センター桜美園の焼却炉を停止。以降、可燃ごみは、町外の焼却施設に委託している。新しい積み替え施設完成前は、桜美園の焼却施設を一部改修した施設で大型のコンテナ車にゴミを積み替えて町外へ搬出していた。そのため、安全面や臭気対策など環境の面から見ても限界があった。また、町外施設へ可燃ごみを搬出するには、受け入れ先の事情から少ない車数で運ぶ必要があった。二宮町は、平成20年度に新しい可燃ごみ積み替え施設の建設を決定、総建設費約2億円を掛け、新たな可燃ごみ積み替え施設を建設した。二宮町生活環境課では「積み替え施設建設にあたり一番重要視したのは臭気対策です。比較的山の中腹にあるため、周辺住民への影響などを考慮し万全の対策を行いました」と話している。
 

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