石巻へ復興支援の襷(たすき)リレー 全国の消防士が2千キロ縦断
東日本大震災で大きな被害を受けた消防職員とその家族らを励まし支援するため、全国の消防士有志が日本列島を襷リレーでつなぎ、宮城県石巻市を目指して北上している。
7月13日、二宮町消防本部・消防署の職員が小田原市消防本部職員から襷を引き継ぎ、二宮町内を駆けた。走者とサポーターとして職員10人が2班に分かれ、国道1号線から県道秦野二宮線を通って二宮町消防本部へ。再び1号線へ出て大磯町消防本部の消防士たちに襷を託した。
このリレーは今年3月11日に鹿児島市を出発。各県を約10日間かけて走り、9月11日に石巻市へ到着する予定。約2千Kmを185日間で走る。東日本大震災で行方不明となった消防士が未だ発見されていないのは、石巻地区広域行政事務組合消防本部勤務の4人だけ(今年3月22日時点)。1日も早い発見への願いと、「必ず見つけ出す」という意志を込めて石巻市がゴールになっている。また、リレー参加者から参加費を募り、義援金として岩手県・宮城県・福島県の各災害対策本部などに送る計画だという。
|
|
|
|
|
|