中央公園 指定管理者を選定 中井町初の導入へ
中井町は今月8日、公募していた中央公園の指定管理者に「中井スポーツパートナーズ」を選定したと発表した。12月議会で承認され、町とスポーツパートナーズが協定を締結すると、同町初の指定管理者導入となる。
同町が今年6月1日から8月31日まで募集していた中井中央公園の指定管理者には、県内外の団体が応募。7月の現場見学会には28団体が訪れたが、最終的には10団体が申請書類を提出した。その後、有識者や同町職員などで構成する選定委員会で協議。9月19日の1次審査で5団体に絞り、10月25日の2次審査で応募団体へのヒアリング、プレゼン選考を行い、中井スポーツパートナーズを選定した。
スポーツパートナーズは、湘南造園(平塚市)、特定非営利活動法人・湘南ベルマーレスポーツクラブ(平塚市)、緑地の管理などを手がける横浜緑地(横浜市)の共同事業体。「組織経営の安定」「運営体制・人員配置」「管理費」など2次審査の9つの評価項目すべてで高得点を獲得した。
地方公共団体などが所有する施設の管理・運営を、民間企業やNPO法人らが代行する指定管理者制度は2003年に施行されている。自治体の経費削減、外部の風を吹き込むことによる施設のサービス向上などを目的に、全国の自治体で導入が進んでいる。同町でも指定管理者導入へ昨年12月、都市公園条例の一部を改正した。
今後は、12月の町議会定例会の議決を経て、スポーツパートナーズが指定管理者に正式に決まる。その後、活用方法など町の意向を盛り込んだ協定を締結する。今回の指定期間は2013年4月1日から16年3月31日までの3年間。
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