郷土を歩いて学ぶ 中井中で総合学習
中井町の歴史や文化財、地形の特徴などを知り、郷土に対する理解を深めようと、町立中井中学校(富岡洋文校長・生徒数276人)の全校生徒が16日、「中井を見て歩く」と題した総合的な学習を行った。
1年生から3年生まで学年を縦割りにした6、7人のチームで行動。震生湖コースや十一面観音コースなど6つの道すじが設定され、井ノ口地区に住んでいる生徒は中村地区へ。中村の生徒は井ノ口エリアを回った。地図を頼りに進むウォークラリーで、「道に迷って平塚市に入ってしまい、引き返した」というチームも。
また、コースごとに「大日如来坐像の高さはどの位か」「米倉寺にある『あうんの龍』の作者は誰」といった10個の問題があり、それらを解きながら36チームがチェックポイントを目指した。震生湖や大久保自治会館、日枝神社などでは町の文化財保護委員の講義に耳を傾けた。
厳島神社コースを歩いた生徒は「井ノ口出身の友だちが厳島神社のことを弁天様と呼んでいる理由が分かった」。米倉寺を訪ねた1年生は「素晴らしい人物の墓があることを知った」と話していた。
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