笑いと涙の人権講話 中井町でハープ演奏も
中井町農村環境改善センターで12月8日、人権講演会が開かれ、アイリッシュハープ奏者の永山友美子さんが「愛と優しさで人は育つ」と題して語った。
永山さんは病院や児童養護施設、刑務所などで演奏活動を展開。さまざまな境遇の人と出会った経験をもとに、親子の絆や大人が果たすべき役割について講話。軽妙かつ上品な語り口で笑いと涙を誘いながら「愛されているという自覚があれば、人は年相応に育つ。美しい言葉とともに子や孫へ愛情をたっぷり伝えてほしい」と説いた。「埴生の宿」「故郷」「秋桜」などの演奏と、ハープの弦に触れる体験コーナーもあった。
また、アンコールの要望に応え、清らかな音色に乗せて絵本作家・葉祥明氏の詩「母親というものは」の朗読が行われた。
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