大磯海水浴場 海開きは6日 130周年記念事業も
夏の訪れを告げる大磯の海水浴場開きが7月6日(日)に行われる。今年は海水浴場開設130周年記念事業として当日の午前9時からビーチアクアスロンの競技が初めて開催される。また、砂浜にはビーチテニスのコートを常設し用具の貸し出しや指導を無料で行う。
日本で最初の海水浴場といわれる大磯町の海水浴場は、明治18年に初代陸軍軍医総監を務めた松本順によって開設された。約300mという広々とした海水浴場には県内外から毎年約8万人の来場者があるという。今年は海水浴場の開設から130年目を迎え、大磯町では記念事業を予定している。
海開きの6日午前9時からは、第1回アクアスロンを開催する。
この競技は、トライアスロンから自転車を除いた、ランニングとスイミングで構成するスポーツ。選手たちは遊泳区域内の砂浜約300mを走り、遊泳エリア内を競泳した後、再び砂浜を走る。今年は初開催として、湘南地域のライフセーバーや水泳選手を中心に招待選手60人が参加する。
さらに、海水浴場の開設期間中は、ビーチテニスのコート4面が常設される。
1チーム2人のプレイヤーが空中で球を打ち合う羽子板やバドミントンに近いスポーツで、大人から子どもまで幅広く楽しめる。コート利用料は無料で、午前9時から午後4時まで道具の貸し出しや競技指導も無料で行う。
今年の海水浴場の設置期間は8月31日(日)まで。時間は午前8時30分から午後5時。ビーチ内は原則禁煙で、設けられた喫煙場所以外での喫煙は禁止となる。
なお、海開き当日は松本順の謝恩碑(照ヶ崎プール西側)で午前11時に黙祷を捧げるほか、海水浴場では海の安全祈願も催される。雨天の場合は西湘バイパス橋脚下で開催。式典には誰でも参加できる。
家族連れに人気の町営照ヶ崎プールは7月19日(土)がプール開き。利用は午前9時から午後5時までで、利用料は大人400円、中学生以下の子どもは無料。開設は8月31日(日)まで。
|
|
|
|
|
|