平塚市博物館(浅間町12の41)で5月10日(日)まで春季特別展「天変地異―平塚周辺の自然災害―」が開催されている。
地震、河川の氾濫など平塚周辺で発生した自然災害の実態を、自然・歴史・民俗など多角的な視野から紹介する特別展。市災害対策課と連携し企画され、過去の災害から学ぶことで今後の防災に役立てもらう視点も備わっているという。
展示は5章構成。江戸時代に富士山の宝永噴火で平塚にも積もったと記録が残る火山灰の写真や、水害復興に関係する古文書、河川祭祀に関わる出土資料など約220点の資料が並ぶ。
同館の学芸員らがそれぞれの専門分野の視点で展示を語る特別展展示解説は参加無料。3月21日(土)・4月4日(土)・11日(土)・25日(土)・5月9日(土)で各回とも午後1時から約1時間程度。
記念講演会として3月22日(日)、日本近世史を専門とする東海大学文学部の下重清氏を招き「元禄地震と平塚」をテーマに、28日(土)には名古屋大学減災連携研究センターの武村雅之氏を招き「歴史に学ぶ防災論:関東大震災は語る」が開催される。時間は午後2時から3時半。各回先着80人。
開館時間午前9時〜午後5時。月曜日休館。入館無料。問合せは同館【電話】0463・33・5111へ。
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