平塚市美術館は、大磯町在住で武蔵野美術大学教授の川口起美雄さんの特集展「川口起美雄 絵画の錬金術師」を、4月18日(土)〜6月14日(日)に開催する。午前9時半〜午後5時(最終入場午後4時半)。90点出展。
川口さんは、1974年〜77年にかけてオーストリア国立応用美術大学に在籍。ヴォルフガング・フッターに師事し、15世紀北方ルネサンスの古典技法を学んだ。帰国後は個展を中心に活動し、第30回安井賞展佳作賞を受賞するなど活躍を見せる。
透き通るような光の表現、画面のなめらかさは、油彩の原型の、卵と顔料を混ぜた絵の具を使う古典技法によるものだという。宙に浮かぶ船や隕石、水面に見立てられた芝生など、時間の流れや現実の空間を独特の視点でとらえた幻想的な風景が描かれている。
観覧料は一般200円、高校・大学生100円。中学生以下、高校生(土曜限定)、65歳以上の平塚市民は無料。4月29日(水)、5月30日(土)に川口さんの講演も予定。午後2時〜3時。申込み不要。要観覧券。5月2日(土)にワークショップも行う。要申し込み。
問い合わせは同館【電話】0463・35・2111。
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