大磯町在住の絵師・河口邦山(くにさん)氏の『番傘アート展』が6月2日(火)から7日(日)まで、平塚美術館市民アートギャラリー(平塚市西八幡1の3の3)で開催される。時間は午前10時から午後5時(最終日3時30分)まで。
「現代によみがえる江戸時代の大津絵」と題されたこの展示会。大津絵とは、江戸時代に滋賀県の大津近郊で始まった民俗絵画のことで、神仏や動物などをユーモラスに描いて世相を風刺。主に東海道を行く旅人が土産物として持ち帰ったといわれている。
河口氏は、岩手県の職人の手によって作られた長さ75cm・直径112cmの番傘をキャンバスに見立て、現代版の大津絵を創作。期間中、展示会場には作者の河口氏本人も待機しているという。
詳細は大津舎(おおつや)の芹沢さん【電話】0463・36・1013。
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