梅が収穫の時期を迎えている。二宮町で果樹農家を営む原淳利さん(39)の梅園では、梅ジュースやシロップに使われる「梅郷(ばいごう)」という品種の梅が出荷のピークに入った。
今年の梅の出来について「冬が寒かった分、花がたくさんついて実のなる数が多い」と原さん。雨が少なかった影響で、サイズは小ぶりだが、「梅干しなど加工をするにはちょうどいい大きさ」と今にもはじけそうに実る梅に目を細める。
同園では他にも、実が赤くなり皮がやわらかい「南高」や、小田原の品種「十郎」を育てており、JA湘南あさつゆ広場(平塚市寺田縄424の1)や地元直売所に出荷しているという。
原さんは「梅酒や梅ジュースのほかに、サングリアやブランデーもおすすめ。地元の新鮮な味を楽しんでほしい」と自慢の梅を手に微笑んだ。
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