長野県高山村の親子らが7月4日に二宮町を訪れ、出迎えた二宮町の児童たちと一緒に梅沢海岸で地引網などを楽しんだ。これは、両町村間で毎年行われている地域間交流の一環で、今年は二宮町の町制施行80周年記念イベントと銘打って実施された。
両町村間で交流が生まれたのは、山間部に位置する高山村が「小学生の体験学習のため、海のあるまちと交流をしたい」と、神奈川県庁へ問い合わせたことがきっかけに。県が同村と二宮町との仲を取り持つ形で地域間交流がスタートし、今年で15回目を数える。
当日、小学3年生34人とその保護者らで構成される高山村の一行は2台の大型バスに分乗し、早朝4時に同地を出発。二宮町では小学3年生〜6年生の児童20人らが出迎えた。
歓迎セレモニーでは村田邦子二宮町長と久保田勝士高山村長がそれぞれあいさつ。久保田村長から村田町長へ土産のジュースが手渡された。
ライフセーバーも配置される中、両町村の児童たちは波打ち際で水遊びと地引網を2回体験。地元の漁師が仕掛けた網を力いっぱい陸へと引き上げ、網にかかった魚を興味深そうに見守っていた。
昼食の準備は昨年、高山村を訪れた二宮町からの参加者が担当。児童たちはカレーやウィンナーなどを美味しそうに頬張っていた。また、自己紹介をしやすくするため、事前に用意されていた互いの名刺を交換。交流を深め合った。
この日参加した二宮町の親子のうち13組は、8月1日・2日に高山村を訪問。現地で開催される高山まつりや笠岳登山などで高山村の親子らと再び交流することになる。
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