中井町の介護老人保健施設 グレースヒル湘南(松本1135の1)に9月29日、人型ロボットの『Pepper』が訪れて入居者らとレクリエーションを行った。
これは今後、介護の分野においても活躍が期待されているロボットの実証実験の一環。フューブライト・コミュニケーションズ(株)が実験に協力した。同施設を運営する社会福祉法人 一燈会(山室清彦理事長、【電話】0465・83・1717)でもPepperの導入を検討しているという。
当日は、Pepperのあいさつと自己紹介でスタート。「グレースヒル湘南の皆さん、初めまして。今日は皆さんと一緒にレクリエーションしましょう。イッツ、ショータイム!」とPepperが呼びかけると、参加した入居者から「可愛いねー」などの声援が飛んでいた。また、Pepperがロボットらしくない滑らかな腰の動きを披露すると、会場全体が笑いに包まれていた。
モニターに映し出された色や数字の大小を解く「脳トレゲーム」の進行もPepperが担当。そのほか、挙げた手を左右に動かす窓拭き体操や童謡の合唱、参加者との会話によるコミュニケーションなども行われ、会場は終始和やかな雰囲気だった。
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