神前に供える米を収穫する神事の抜穂祭が、川勾神社の神饌田で18日に執り行われた。水田の奉耕主を務める西山家、同神社の宮司と役員など関係者が参列。豊作に感謝し、鎌で丁寧に稲を刈った。
二宮町中里にある約1反の神饌田では毎年、伊勢神宮から譲り受けたイセヒカリの籾種で育てた苗を植え、米を栽培している。
宮司の二見直樹さんは「今年も立派に育ちました。お世話をして頂いている西山忠行様には感謝を申し上げます」。稲の藁は新年のしめ縄や5月5日の粽(ちまき)の芽を縛る材料になるそうで「無駄なものは一つもありません。昔からのエコの知恵ですね」と話す。
収穫米は11月の新嘗祭(にいなめさい)で神前に捧げる。
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