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大磯・二宮・中井 文化

公開日:2016.05.13

高麗王若光の足跡辿る
4日間かけ大磯町〜日高市ウォーク

  • 大磯町の高来神社を出発した参加者(4月26日)

 現在の埼玉県日高市周辺に設置された高麗郡の建郡から今年で1300年を迎え、初代郡司の高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)が歩いたとされる大磯町の高来神社から日高市の高麗神社まで約95Kmを4日間かけて辿るイベントが、4月26日から29日に行われた。(一社)高麗1300などが主催した。

 高麗郡は716年、高句麗から渡来した高麗人1799人が集められて武蔵国に建郡したという記録が残っている。大磯町は、高句麗王族の若光が上陸した地と考えられ、高麗建郡のために北上する際の出発地点とされている。

 イベントには、1日だけの参加者や全行程を歩く人など約300人が参加。4月26日は高来神社から小田急線海老名駅までの約22Km、2日目はJR橋本駅までの約22Km、3日目はJR福生駅までの約25Kmを歩き、最終日の29日は約26Km先の高麗神社を目指した。

 日高市は、高麗建郡1300年の記念祭を5月21日(土)・22日(日)に開催する。同市と歴史的にゆかりある大磯町の中崎久雄町長も、来賓として出席する予定。

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