ボランティア団体の活動に対し、行政が財政支援を行う二宮町町民活動推進補助金の申請団体による公開プレゼンテーションが、5月28日に町民センターで行われた。補助金の交付について審査する町民活動推進委員は、今年度申請していた「にのみや子ども自然塾」と「二宮災害ボランティアネットワーク」の2団体に対して、補助金20万円の交付を決めた。
地域交流や防災、子育てなどの分野で活動する町民団体に向けた補助金制度。新規設立団体などを対象にした「スタート支援」は上限5万円、活動の持続や組織基盤の整備を必要とする団体向けの「ステップアップ支援」では20万円を上限に交付している。
両団体は、9人の委員に対して活動内容や申請の意図、今後の取り組みなどを説明。委員は活動の公益性、継続性、経費の妥当性といった観点で審査し、両団体の申請を承認した。
昨年7月に発足したにのみやこども自然塾は、東京大学果樹園跡地で親子向けの遊びの場を提供している。備品購入や広報、会員の研修にかかる費用が必要だとして制度を利用した。代表の三宅栄子さんは「これからは組織の力を強化して、子どもたちがのびのびと遊べる遊びの場を提供していきたい」と話した。
スタート支援補助金の申請は11月30日まで受け付けている。問い合わせは二宮町地域政策課【電話】0463・71・3311。
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