海水浴シーズンを前に、県は26カ所の海水浴場で行った水質調査の結果を2日に発表した。大磯海水浴場は、環境省が定める基準で「適A」と判定され、昨年の「可B」から水質向上が認められた。腸管出血性大腸菌O157と放射性物質は、県内全ての海水浴場で不検出だった。
調査は5月9日から18日のうち2日間を使い、1日あたり2回行った。採水した海水から、ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)、腸管出血性大腸菌O157、放射性物質(セシウム-134、セシウム-137)、水中の透明度を調べた。水質は適(AA、A)と可(B、C)、不可で判定した。
大磯海水浴場周辺では、湘南ベルマーレひらつかビーチパークとサザンビーチちがさき、小田原市の御幸の浜と江之浦が「可B」判定。「適AA」は、横須賀市の猿島、走水、長浜と三浦市の荒井浜、横堀、和田、藤沢市の片瀬東浜の7カ所だった。
大磯海水浴場の開設期間は、7月3日(日)〜8月28日(日)まで。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|