建設工事が進む「ららぽーと湘南平塚」
三井不動産株式会社（東京都中央区）は６月16日、平塚市天沼の日産車体湘南工場跡地に建設中の商業施設「ららぽーと湘南平塚」を10月６日（木）にオープンすると発表した。
施設は敷地面積約８万平方メートル、３階建ての店舗面積約６万平方メートル。約３５００台分の駐車スペースを確保する。小田原市や大磯町、二宮町、秦野市、藤沢市など、約85万人・35万世帯が集まる半径10Km程度を商圏に想定しているという。
出店数は２４６店舗。スポーツ・アウトドアの関連ショップやレディース専門店など67のファッションブランドをはじめ、イトーヨーカドー、ベビー・キッズ専門店、雑貨店などが入る。
飲食スペースは１階にレストランゾーン、３階にフードコートを配置。地産地消のビュッフェレストランや湘南ベルマーレとコラボした飲食店、ミシュランガイドで星を獲得した平塚市内の和食店が出店する。
子育て世代を意識し、施設内にはキッズパークを用意する。ワークショップなどを開催できるコミュニティースペース、ドッグランのほか、屋上には湘南ベルマーレ監修のフットサルコートを設ける。
同社担当者は施設の完成に向けて「湘南地域全体を盛り上げていければ」と話している。
ららぽーと湘南平塚を含む総面積約18・２haの区域には、戸建て住宅と分譲マンションが整備される。来年には済生会平塚病院が移転する予定もある。
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