神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

財布寝かせ金運宿る? 大磯の布団店が製造

社会

公開:2016年10月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
敷・掛け布団と枕がセットになった財布布団=仲手川さん提供
敷・掛け布団と枕がセットになった財布布団=仲手川さん提供

 財布を布団に寝かせて金運アップ―――。大磯町の仲手川布団店が製造する財布専用の布団が、インターネットの通信販売サイトで人気を集めている。創業者を祖先に持ち、商品開発や販売に携わる仲手川啓さん(38)は「衰退する布団業界が盛り上がれば」と、新事業を軌道に乗せて家業の新しいビジネスにつなげたいと夢見る。

 本物の布団と同様の仕立てにこだわり、中綿は綿100%、生地には金の刺繍をあしらって金運の高さをアピールする。財布用とはいえ、長財布や厚みのあるデザインにも対応できるよう敷布団は約32cm×20cm、掛け布団は約29cm×23cmと存在感は抜群だ。完成品は金運の神を祭る東京都稲城市の穴澤天神社で祈祷を行い、桐箱に入れて届けるこだわりようで、価格は1万4900円。

開運グッズのブーム広がる

 同店は明治5年に創業し、現在は仲手川さんの父・博さん(67)らの代で布団の製造販売やインテリア、リフォーム工事などの事業を手掛けている。啓さんは「布団屋で布団を買う人が減り、この業界は衰退の一途」と話し、家業をもり立てようと新しい事業を模索していたという。

 財布用の布団は、数年前にメディアが取り上げたことでブームの兆しを見せており、啓さんの周囲でも財布を布団に寝かせる習慣のある人がいたという。「家業の強みと歴史を生かせるビジネスになる」と、啓さんは本家に生産を依頼。老舗ならではの製造技術を生かした商品開発に着手した。

ものづくりの魂現代風に形変え

 今年8月、啓さんが代表を務める通信販売会社を通して売り出すと、開運ファンだけでなく経営者や営業職など、ビジネスマンからも次々と注文が舞い込んだ。週刊誌の読者プレゼント企画などで取り上げられると、数千という応募が寄せられる人気ぶりだったという。父親の博さんは「最初はうまくいくのか半信半疑だった。店の伝統やものづくりの魂が、形を変えて現代に受け継がれていると思うと嬉しい」という。

 「財布を毎日布団に寝かせるというのは、律儀な人でないと続かないと思う。それができる人は成功をつかむ力を持っていて、運気を呼び寄せることもできるのでは」と啓さん。「どんな人にも小さな幸せは起きている。それに気付けるような心のゆとりを持って、人生を前向きに楽しんでもらえるような商品になれば」とも。

 問い合わせは(株)才色兼備【電話】03・5809・1515。【URL】http://saifufuton.com/

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

私設「棚」図書館スタート

大磯駅前「つきやま」

私設「棚」図書館スタート

本好きの関わり育む

2月23日

新年度当初予算案を発表

大磯町二宮町中井町

新年度当初予算案を発表

3月定例会で審議

2月23日

新型コロナ5週連続増

平塚保険福祉事務所管内

新型コロナ5週連続増

手洗い、マスクなど予防を

2月16日

3町からも被災地へ

能登半島地震職員派遣

3町からも被災地へ

避難所で仕分けなど従事

2月16日

「大磯小桜会」が発足

「大磯小桜会」が発足

苗木など配布し20年

2月9日

定置網漁船「いそかぜ」操業

大磯二宮漁協

定置網漁船「いそかぜ」操業

魚種の拡大などに期待

2月9日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月16日0:00更新

  • 2月2日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年2月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook