大磯町が特産品として普及を目指しているマコモタケが、収穫の最盛期を迎えた。西小磯の休耕田で3年前から栽培を続ける西方安雄さんは「収穫量は昨年の5割増しを見込んでいる。作柄はいい」と刈り取りに精を出す。
湧き水が流れる谷戸の地形が栽培に適しており、今年は作付面積を1・5倍の約400坪に広げた。株の種類も早生系と中手、晩生の4種類に増やしたという。収穫は11月上旬まで続く。
マコモタケは高さ2mほどに株が伸び、根元にできる長さ約30〜40cmの新芽が食用にされる。ほのかな甘みとシャキシャキとした食感が特徴だ。「味にくせがなく、どんな調理にも使える健康野菜。認知度を上げ、若手農家の参入や販路拡大を図りたい」と西方さんは話している。
西方さんは、10月16日の大磯市に大磯マコモ研究会として初めて出品する予定。大磯駅前の地場屋ほっこりやJA湘南大磯支所などでも販売している。問い合わせは西方さん【携帯電話】090・5327・2287。
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