大磯警察署で13日、武道始式が行われた。同署署員が柔道と剣道技術を披露する年頭の恒例行事。
磯野正彦署長は「犯罪のない地域社会の実現に向け、基礎となる武道訓練の成果を見ていただく機会。警察官として正々堂々と戦ってほしい」と訓示。署員は来賓の中崎久雄大磯町長や村田邦子二宮町長らを前に、同僚の声援を受けて白熱した試合を繰り広げた。
勝ち抜き方式で競う高点試合の優勝者は、大磯駅前交番に勤務する女性署員の久保寺優さん(剣道4段)、同交番勤務の高橋英知さん(柔道初段)だった。県警の強化選手に指定されている勝見洋介剣道6段と西村優柔道5段を招いた5人掛け試合では、豪快な技が決まるたびに会場から歓声が湧いた。県警OBで、新極真会小泉道場を主宰する小泉英明師範による空手演武もあった。
試合後は、近年多発する振り込め詐欺をテーマにした寸劇仕立ての実践逮捕術が行われた。署員が被害者の高齢女性や息子をかたった犯人、現金の「受け子」などに扮し、笑いを交えながら詐欺被害の撲滅を呼びかけた。
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