二宮町と包括協定を結ぶ神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで25日、二宮町の児童がレーザーカッターを使用したキーホルダーづくりを行った。キャンパス内に昨年開設した市民工房「ファブラボ平塚」の工作設備を活用した体験事業で、小学1年生から3年生の児童20人が参加した。
児童がスケッチしたキーホルダーの絵柄を学生がスキャナーで読み込み、デジタルデータ化した絵をパソコンで編集。レーザーカッターにデータが転送されると、ものの数秒で絵柄とうり二つのデザインがアクリル板に加工された。児童は「すごい速さだね」「どうやって切っているんだろう」「触ったら熱くないのかな」と話しながら、キーホルダーの仕上がりを見守った。
ものづくりの体験後は、大学職員の案内で講堂や図書館、キャンパスの敷地内に整備されたビオトープなどを見学。大学は授業1コマが90分あり、時間割を自由に選んで決められることなども学んだ。
ファブラボ平塚の代表を務める経営学部の道用大介准教授は、「デジタルデータでどんなことができるのかを小さなころから体験することで、行動の選択肢を広げるきっかけにしてほしい」と話した。
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