社会奉仕団体の大磯ロータリークラブ(RC)が、地域の交通安全や防犯・防災活動に役立ててもらおうと、青色回転灯装備車(青色パトロールカー)1台を大磯町へ寄贈した。同クラブの創立50周年を記念した事業の一環。
町役場本庁舎前で14日に寄贈車の引き渡しがあり、「町民の安全と安心のために(青パトで)町中を走ってください」と百瀬恵美子会長から中崎久雄町長へ特製キーが手渡された。中崎町長は「この公用車を大いに活用し、大磯警察署と連携しながら住みよいまちづくりを進めていきたい」と謝辞を寄せた。
青パトはスズキの普通ワンボックス車ソリオ。白と紺のツートンカラーで、車両ナンバーには大磯RCの地区番号と同じ「2780」が付けられた。
引き渡し前の13日には大磯プリンスホテルで記念式典と祝賀会が開催された。親クラブの平塚RCをはじめ、近隣地区や姉妹クラブの会員、町と大磯警察署、地域団体の関係者など60人以上が出席。国府中学校吹奏楽部による演奏や創立50年の歩みの紹介、ロータリー財団への寄付などが行われた。
あいさつに立った百瀬会長は「ロータリアンとして地域社会に根を張り、50周年を新たなスタートとしてこれからも前進を続けていく」と抱負を述べた。
世界的に組織されたRCには約120万人の会員がおり、職業を通じて地域貢献や国際親善などに携わる。大磯RCではポリオや麻薬の撲滅運動、外国人奨学生の受け入れ、被災地支援や各種団体への寄付、海岸清掃などを行っている。
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