県は海水浴シーズンを前に、県内25カ所の海水浴場で行った水質調査の結果を1日に発表した。
大磯海水浴場は、環境省が定める基準で「可B」と判定され、昨年の「適A」から低下。水質汚濁の程度を示す代表的な指標で、水中に含まれる有機物の量を表すCOD(化学的酸素要求量)の増加が主な要因という。
調査は5月8日から15日までの間の2日間を使い、1日につき2回採水。海水に含まれるふん便性大腸菌群数や腸管出血性大腸菌O157、放射性物質(セシウム-134、セシウム-137)のほか、油膜の有無、COD、水中の透明度を調べた。O157と放射性物質は、全ての海水浴場で不検出だった。
大磯周辺では、湘南ベルマーレひらつかビーチパークとサザンビーチちがさき、小田原市の御幸の浜と江之浦が昨年と同様の「可B」判定。水質が最も良好な「適AA」判定を受けたのは、真鶴町の岩海岸、湯河原町の湯河原海水浴場の2カ所だった。
大磯海水浴場は7月2日に海開きを迎える。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|