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大磯・二宮・中井 スポーツ

公開日:2017.12.01

本田投手 オリックスと仮契約
色紙に「恩返し」 契約金母に

  • オリックスの由田慎太郎スカウト(右)に帽子とユニフォームを着せてもらい、サインを披露する本田投手

 オリックス・バファローズからドラフト4位指名を受けた星槎国際高校湘南の本田仁海投手(18)が11月21日、大磯プリンスホテルで入団の仮契約を結んだ。

 背番号は46に決まり、由田慎太郎スカウトがニューヨーク・ヤンキースの永久欠番となったアンディ・ペティット投手にちなんだことを明かすと、本田投手は「46といったら本田だと言われるようになりたい」と背筋を伸ばした。

 契約金は4千万円で、年俸は500万円。「(契約金の使い道は)お母さんに渡したい。今まで自分に(お金を)使ってもらっていたので」。サイン色紙には自身の名前よりも大きく「恩返し」の文字を書き、女手一つで野球生活を支えた母のもえみさんに感謝の気持ちを表した。

 同席した土屋恵三郎監督は「心技体を充実させて、さらに頑張ってほしい」と言葉をかけ、「関西弁をたくさん聞いて、怒られてもへこたれないように」と、本拠地大阪での生活に向けて監督流のアドバイスを送った。

 本田投手は「自分の武器は制球力。場面によってギヤチェンジできるので、最後まで強い球を投げる自信もある」と力強く宣言。「オリックスでの活躍を見てもらって、神奈川の球児たちに夢や希望を与えたい」と一軍での活躍を誓った。

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