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近現代の元勲偲ぶ 大磯 七賢堂の特別開扉

文化

公開:2018年2月16日

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ボランティアガイドが解説
ボランティアガイドが解説

 近現代の政治に名を残す元勲7人を祭る「七賢堂」の特別開扉が、大磯城山公園旧吉田茂邸地区で2月10日から12日まで行われた。

 堂内には伊藤博文や西園寺公望、吉田茂など大磯町ゆかりの首相をはじめ、岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允の写真が掲げられており、普段は公開されていない。特別開扉を目的に訪れた観光客らは大磯ガイド協会の会員による解説に耳を傾け、歴史上の元勲が活躍した時代に思いをはせながら堂内を興味深げに覗き込んでいた。平塚から見学に訪れた80代の夫婦は「ガイドさんの説明で七賢堂の由来や歴史が良く分かった。旧吉田邸や庭園も素晴らしいので、ぜひまた散歩に来たい」と話した。

滄浪閣から吉田が移設

 七賢堂は、1903(明治36)年に伊藤博文が自身の邸宅「滄浪閣」(大磯町西小磯)に建てたもの。60(昭和35)年に吉田茂が現在の場所に移設した。当初は岩倉、大久保、三条、木戸の4人を祭る「四賢堂」だったが、後に伊藤と西園寺、吉田が合祀され現在の名前になった。関東大震災や2009年に発生した邸宅の火災でも被害を免れ、「兜門」などと共に当時の姿をとどめている。なお扁額に書かれた七賢堂の文字は、吉田を合祀した佐藤栄作元首相が揮毫したもの。

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