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旧吉田茂邸 入館者10万人を突破 当初見込みの3倍超え

社会

掲載号:2018年3月16日号

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中崎町長(右)から認定証を受け取る犬塚夫妻
中崎町長(右)から認定証を受け取る犬塚夫妻

 大磯町の旧吉田茂邸の入館者数が、3月13日に10万人を超えた。当初、町は年間入館者数を3万人と見込んでいたが、2017年4月の一般公開から1年を待たずに想定の3倍を超える人が訪れるスポットとなった。

 10万人目の入館者となったのは、藤沢市在住の犬塚宣夫さん(65)。妻の満子さん(64)と入館すると、待ち受けた町関係者らの拍手で迎えられた。犬塚さんは「カメラもあり、自分の後ろに有名人でもいるのかと思った。10万人目と告げられ、まさか自分がと驚いた」と心境を語った。

 中崎久雄町長から記念品として、町長直筆の10万人目認定証、来年3月まで使用できる旧吉田邸の年間無料パスポート、吉田茂ゆかりの大磯名産品詰め合わせなどが贈られた。犬塚さんは「建物や庭園に興味があり以前から来たいと思っていた。年間パスポートをいただいたので、これからはなるべく足を運んで庭園の季節の移り変わりなどを楽しみたい」と話した。

 10万人達成を受けて中崎町長は「大変うれしく思う。建物を見るだけでなく、吉田茂の精神を感じられる場所として広めていきたい」と今後に期待を寄せた。

リピーター獲得が鍵

 旧吉田邸はオープンから約2カ月後の17年5月24日に、当初見込みの入館者数3万人を達成。7月に5万人を超え、12月末までに8万7547人が訪れた。18年2月までの1日の平均入館者数は358人で、月別ではオープン直後の4、5月の入館者が多かった。ピークはゴールデンウィーク中の5月4日に記録した1320人。想定を超える入館者数の増加に、町は臨時職員の追加雇用などで対応したという。一方で、オープン時に比べ入館者数に落ち着きが見られることから町は「より多くの方にリピーターとしてご来館いただくため、環境整備や展示替え、独自事業などを実施していく」と話している。

戦後政治の舞台を再現

 旧吉田邸は、戦後5期にわたり首相を務めた吉田茂が晩年を過ごした邸宅。2009年に火災で焼失し、大磯町が基金を設けて寄付を呼びかけ、郷土資料館の別館として再建した。国内外の要人が訪れた応接間「楓の間」や書斎、食堂などが再現されている。

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