中井町の中井中央公園に昨年完成した「里都(さと)まちCAFE」を多くの人に知ってもらおうと、中村小学校4年1組の児童38人がポスターを作り、同カフェに贈った。
児童は昨年11月、社会科の授業で地域開発について学習。同公園の整備とそこに携わる人々の仕事に触れた。学習を通して小学生も地域の一員として町のためにできることはないかと考え、公園内にあるカフェの利用者が増えるようポスターを制作することにした。
カフェを運営する町商工振興会女性部の部員に話を聞き、施設の特徴や販売商品などを調べた。年明けに総合学習の時間で、調べたことを班ごとにA3判のポスターとしてまとめた。「子どもが遊べるキッズスペースがある」「窓から富士山が見える」といった特色をアピール。おすすめメニューのランキングや営業時間などの情報とともに、豊富な写真と町の公式キャラクター「なかまる」のイラストもあしらった。
ポスターは町内の公共施設に1枚ずつ掲示した後、すべて回収。3月16日に4年生がカフェを訪れ、8枚のポスターにお礼の手紙、施設の装飾用に四季の風景や風物詩を描いた貼り絵を添えてプレゼントした。
児童らは「休みの日に家族や友だちとカフェに来たい」「中井町産の商品をたくさん売っているのがいい」などと話した。
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